Q & A

問いと答え

QUESTION
  • 004
  • 自分のこと

先入観や固定観念にとらわれないようにするにはどうしたらいいですか? 

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ANSWER. 02

先入観や固定観念はまず絶対にあるものだと考えることから始まるのかなと思います。その上で自分がなんでそういう考えて物事を考えてたり観ていたりするのかを、素直な心で否定せず考えぬくと、過去の経験やそう考える理由がでて来るかと思うので、それを善悪で判断するのではなく、どっちの考えもあるもんだよなと受け入れることかなと。全ての事象には関わっている数だけ捉え方があるので、普段から可能性を色んな視点から捉えてみる癖をつけることかなと思います。

小久保寧
つくるひと(株式会社noun production 代表) / 30代 / 男性

ANSWER. 01

先入観や固定観念は必要なものです、人が生きるために持たなくてはいけないものです。例えば全財産の入った鞄をどうしても目の前にいる二人のうちのどちらかに預かってもらわなければならない、一人はまさに世の中によくいるスーツに眼鏡のサラリーマン風、もう一人は夜中のドン・キホーテによくいる感じのスエット、金髪、ピアスに入れ墨の怪しげな雰囲気の男、あなたはどちらに鞄を預けようとするでしょうか。一般的な感覚で言えばおそらくどちらに預けるかは火を見るよりも明らかな結果となるはずです。人は経験から物事を推測することができる能力、いわゆる洞察力を持っています。逆に言うとこの能力が低い人はその先の人生で苦労をするはずです。ただし洞察力がありすぎるのも生きづらさを覚える可能性が高く、幸せかと言われればどうかは分かりませんが。とりあえず言えることとしては人は過去から学ぶ存在だということ、そして推測することができる存在であるということです。その洞察力を「先入観」や「固定観念」という悪いニュアンスで語る時がありますが私はそれは「洞察力」という人が持つべき重要な能力であると思います。故に持ってください、その能力を。

男爵バロン
男性