Q & A

問いと答え

QUESTION
  • 006
  • 自分のこと

センスのいい・悪いって、何で決まるのですか? センスはどうしたら磨けますか?

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ANSWER. 05

ある分野をどれだけ好きになってどれだけ深く掘り下げられるかという点が大切だと思います。
それには幾つかの層があって、無知の0層、知っている程度の1層目、追っている探究している2層目、世に出回っている表層を網羅した3層目、その原理を理解した4層目、表層と原理から新たな派生を生み出そうとする5層目、表層に抗い別の次元へと昇華する6層目。これらをある纏まりに分けると次のようになると考えます。

0〜3層目=消費者
4〜6層目=研究者、クリエイターなど

より多くの人にセンスが良いと言われるようになりたい。という事であれば、センスの良し悪しという定義の多くは0〜3層の消費者に対して働きかけるものであり、4〜6層のレベルを提示しても難解で理解されなく変態扱いされてしまいます。

ある大手制作会社の友人が消費者に伝わるように相当ダウングレードしないといけない所がメディアの難しい所と言っていました。

ただし、彼らは4〜6層の人間であり、本質を理解した上でどうアウトプットするか判断している。その時どういう振る舞い方をするかがセンスの良し悪しを決めると思います。

僕がやっている建築仕事では基本的にクライアントワークになるので相手に理解してもらえる範囲で、クライアント>自分>世界の優先順で良くなるものをつくろうと取り組んでいます。世界のために絶対にこうした方が良くて、更に貴方に還元されますよ!と伝えてオッケー頂ける場合やそうでない時があり、クライアントには満足頂きつつ世界のための一手を忍ばせた(これは5〜6層目の働きになりますね)良き妥協点を提示する事を目指しています。(どうしても妥協点になってしまうのは、0〜3層目基準のこの世界仕様にチューニングしないといけないからで、経済社会という価値観が主流である限り0〜3層目に合わせないと成立させる事が困難ですが、逆に言うと経済社会に取り残された開発できない土地や路地奥の町屋、地方集落などはこれまでと違った新しい価値観が生まれる可能性があり注目されています)

僕自身、まだまだ至らない所だらけなのですが、このように表層(0〜3層の消費者に留まる)だけではなく本質を理解した上で、その本人の意思と倫理観=自分らしさをもってアウトプットできる人に僕はセンスの良さを感じます。

和田寛司
建築家・怪談師 / 30代 / 男性

ANSWER. 04

経験値で決まります。その物事にどれだけ向き合う時間を取ったかも重要な要素です。磨くにはとにかく経験を積むことでしょう。経験値の低いうちにする仕事は不格好でセンスのないものになりがちです。センスを日本語にすると感覚になると思いますが、ここで言うセンスはコツが近いのかと思います。似て非なる言葉がノウハウ、日本語でやり方でしょうか。例えば、ファッションセンスがある、ものづくりのセンスがあるというのは黒色に赤色を合わせるとかっこいいことを知っているとか設計図通りに作ることができるというノウハウ、やり方を知っていることとは違う。黒色と赤色のバランスのコツをつかんでいる、図面と現実にズレが生じたときにリカバリできる能力がセンスであると考えます。この能力を高めるためには実際にやってみること、そして失敗(客観的な自己認識や他者からの評価)を重ね、やり直したり調整したりと実働することでしか積み上げられないと考えます。最後に、「経験は思考から生まれ、思考は行動から生まれる」という偉人の格言を添えておきますね。

dai
40代 / 男性

ANSWER. 03

いわゆるセンスを磨くためにはまずは基礎を知る事かと思います。基礎がわかったうえで崩すのか盛るのか等の変化を加えていくのがセンスを磨く近道だと思います。しかし、センスが良いのが正解ではないこともあり、粗削りなナンセンスが良いとされる場合もあるので、あまり良し悪しで考えず、自分の感覚を大切にしてもらいたいです。

雑学王
40代 / 男性

ANSWER. 02

自分らしさが一番だと思う。若さを意識する。

まっさん
60代以上 / 男性

ANSWER. 01

センスは個性です。良いとか悪いとかは良いと思う人が多いかどうかです。磨くということは個性よりも一般的に良いと思う人に感性を近づけるということです。

K
40代 / 男性