問いと答え
- 006
- 自分のこと
センスのいい・悪いって、何で決まるのですか? センスはどうしたら磨けますか?
この答えをシェアする
ANSWER. 09
センスについて考えたのは中学2年生くらいでした。初めて自分で洋服を選び、すこし流行りの服をきてみると、 とても嬉しい気持ちになったのを覚えています。 しかしその後で私にとってすこしトラウマティックな出来事がありました。 同級生の友人たちから「色気付いてるな」とバカにされてしまったのです。 悪気は無く、中学生ではよくあることかもしれません。しかし、それ以来、私はすこしだけお洒落をすることが怖くなってしまいました。 だれしも人生のどこかで、センスについて悩まされたことがあるかもしれません。 人と同じようにならねばならない、とか、誰かにバカにされないようにしたい、とか。 オリジナリティが溢れすぎても浮いてしまうとか。 そうしてだんだん冒険しなくなってしまいます。 答えがない世界ですから、周りに正解を求めてしまいます。 センスのいい悪いは、 社会の平均的な選択ではなく、 自分が何かを選ぶ経験をとおしてつけた「自信」だと思ってみてください。 まずはファッションでもインテリアでもなんでもよいので、 二つのことを比べてみて、いいなと思うほうを選ぶ練習をしていきましょう。 そして選んだ理由がきっとあるので、それを探して言葉にしていきます。 センスは筋トレのように、毎日鍛えていくことができるものだと思っています。 センスのいい悪いとは、そうして鍛えていくなかでできてきた 「自信」のようなものが外に溢れ出したときに、「センスがいいな」と人に感じさせるのではないでしょうか?
- SHOWKO
- 陶芸家 / 40代 / 女性
ANSWER. 08
センス!なんとも甘美でずっと追い求めたくなるシロモノですね。僕も欲しいなー、ナイスセンス。でもよく考えてみると、センスってなんなのでしょうね。あるようでなくて、ないようであるような。1つ僕がセンスに対して確信していることがあります。それは、「知っている」ということです。「・・?」ですよね。少しばかりご容赦ください。そもそもセンスというのは「細かな感覚」のことですね。そして、その感覚というシロモノは80億人いれば80億通りあるものですよね。つまり、あなたの質問におけるセンスは2方向あって、1つは自分が自分に向けて「センスいいなー、センスないなー」と感じる方向。もう1つは、他者から見た自分と自分から見た他者の双方向。この2方向の感覚は持った方がいいと思うんですね。と、いうことは、あなたがいうセンスなるものは、自分の中に蓄積されていく2方向の「なんだか良いな、なんだかヤだな」。その積み重なった感覚によっていい・わるいが判断されるのだと思うんですね。 つまり、自分に向けては「自分はこれなんだかいいな」と感じるモノコトを知っていくこと。双方向においては「世の中では○○という領域ではこれがイイとされているのか」と知っていくこと。まるでデュシャンの便器によって巻き起こされた論争のように、自身の感覚という主観を知っていき、双方向においても知っていき、その先にある自分にとっての「いい・わるい」を積み重ねていくことが、結果、磨くということになるのかなと思います。あなたにとってこの返答がセンスがいいものだったら嬉しいな。僕ももっとセンスを磨きたいと思います。頑張ってください!応援してます。
- 川口夏希
- Meikyo Inc. 代表取締役 / 40代 / 男性
ANSWER. 07
私が学生の時は、恥ずかしながらご質問内容のことを考えることはありませんでした。 もしも服装や色使いのことでセンスの良さを求めているならごめんなさい、以下の話は軸が違ってしまいます。 そもそもセンスって何でしょうね? 加えて、センスが良いと感じる時はどんなときでしょうか? 毎日過ごす中で、センスが良いと感じたことをか書き集めていくと法則や方向性が見えるかもしれません。 個人的には、自分の伝えたいことが過不足なく示されており相手にすんなり伝わると センスがよいと評価される印象です。なのでも 仕事柄プレゼン資料(お客様向け、社内向けのどちらも)を作ったり他人の資料をチェックしますが、 自分の言いたいことばかり詰め込んでも相手の理解は得られない、もしくは得るまでに相当の時間を要します。 では、過不足なく言いたいことが相手に伝わるにはどうすれば良いか? 物事の原理や原則、本質、相手が望んでいることを自分でしっかり理解して(インプット)、言語化できる状態であること(アウトプット)。 これに尽きると思います。 なので、努力や心がけ次第でいくらでも磨けます。きっと。
- プラント営業 / 40代 / 男性
ANSWER. 06
自分を知り、どのように表現するかだと思います。例えば私の場合はアパレルメーカーで働いていますので、服のことでお話をしますと、自分がどのような服が似合いどのような性格をしているのかを考えるようにしています。陽気な性格なのか、真面目な性格なのか、そしてどのような場所にどのような人と向かうのかなどなど、考えます。これは服だけに限ることではなく、自らを知り、立場や振る舞いを考えるとそれぞれの人に応じたセンスは磨かれるものであると思います。
- 宮前 勇志
- 学生服製造販売 / 30代 / 男性
ANSWER. 05
ある分野をどれだけ好きになってどれだけ深く掘り下げられるかという点が大切だと思います。
それには幾つかの層があって、無知の0層、知っている程度の1層目、追っている探究している2層目、世に出回っている表層を網羅した3層目、その原理を理解した4層目、表層と原理から新たな派生を生み出そうとする5層目、表層に抗い別の次元へと昇華する6層目。これらをある纏まりに分けると次のようになると考えます。
0〜3層目=消費者
4〜6層目=研究者、クリエイターなど
より多くの人にセンスが良いと言われるようになりたい。という事であれば、センスの良し悪しという定義の多くは0〜3層の消費者に対して働きかけるものであり、4〜6層のレベルを提示しても難解で理解されなく変態扱いされてしまいます。
ある大手制作会社の友人が消費者に伝わるように相当ダウングレードしないといけない所がメディアの難しい所と言っていました。
ただし、彼らは4〜6層の人間であり、本質を理解した上でどうアウトプットするか判断している。その時どういう振る舞い方をするかがセンスの良し悪しを決めると思います。
僕がやっている建築仕事では基本的にクライアントワークになるので相手に理解してもらえる範囲で、クライアント>自分>世界の優先順で良くなるものをつくろうと取り組んでいます。世界のために絶対にこうした方が良くて、更に貴方に還元されますよ!と伝えてオッケー頂ける場合やそうでない時があり、クライアントには満足頂きつつ世界のための一手を忍ばせた(これは5〜6層目の働きになりますね)良き妥協点を提示する事を目指しています。(どうしても妥協点になってしまうのは、0〜3層目基準のこの世界仕様にチューニングしないといけないからで、経済社会という価値観が主流である限り0〜3層目に合わせないと成立させる事が困難ですが、逆に言うと経済社会に取り残された開発できない土地や路地奥の町屋、地方集落などはこれまでと違った新しい価値観が生まれる可能性があり注目されています)
僕自身、まだまだ至らない所だらけなのですが、このように表層(0〜3層の消費者に留まる)だけではなく本質を理解した上で、その本人の意思と倫理観=自分らしさをもってアウトプットできる人に僕はセンスの良さを感じます。
- 和田寛司
- 建築家・怪談師 / 30代 / 男性
ANSWER. 04
経験値で決まります。その物事にどれだけ向き合う時間を取ったかも重要な要素です。磨くにはとにかく経験を積むことでしょう。経験値の低いうちにする仕事は不格好でセンスのないものになりがちです。センスを日本語にすると感覚になると思いますが、ここで言うセンスはコツが近いのかと思います。似て非なる言葉がノウハウ、日本語でやり方でしょうか。例えば、ファッションセンスがある、ものづくりのセンスがあるというのは黒色に赤色を合わせるとかっこいいことを知っているとか設計図通りに作ることができるというノウハウ、やり方を知っていることとは違う。黒色と赤色のバランスのコツをつかんでいる、図面と現実にズレが生じたときにリカバリできる能力がセンスであると考えます。この能力を高めるためには実際にやってみること、そして失敗(客観的な自己認識や他者からの評価)を重ね、やり直したり調整したりと実働することでしか積み上げられないと考えます。最後に、「経験は思考から生まれ、思考は行動から生まれる」という偉人の格言を添えておきますね。
- dai
- 40代 / 男性
ANSWER. 03
いわゆるセンスを磨くためにはまずは基礎を知る事かと思います。基礎がわかったうえで崩すのか盛るのか等の変化を加えていくのがセンスを磨く近道だと思います。しかし、センスが良いのが正解ではないこともあり、粗削りなナンセンスが良いとされる場合もあるので、あまり良し悪しで考えず、自分の感覚を大切にしてもらいたいです。
- 雑学王
- 40代 / 男性
ANSWER. 02
自分らしさが一番だと思う。若さを意識する。
- まっさん
- 60代以上 / 男性
ANSWER. 01
センスは個性です。良いとか悪いとかは良いと思う人が多いかどうかです。磨くということは個性よりも一般的に良いと思う人に感性を近づけるということです。
- K
- 40代 / 男性