Q & A

問いと答え

QUESTION
  • 078
  • 将来や仕事

生き方の選択肢が多すぎて、何をどう選んだらいいかわかりません。どうやって選んだらいいですか?

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ANSWER. 02

私も選択肢の多さには疲れます。例えば、好きなようにカスタマイズできるスニーカーが出てきたり、ゲームのアバター(プレイヤーの分身)にしても顔の輪郭から目の色まで、無数の選択肢から作成できるようになってきています。こうした、選択肢が増えていく傾向はこれからも強まっていくかもしれません。
先に確認しておきたいのは、選択肢が多いことと、自由であることは、全然別ものだということです。むしろ、多くの選択肢を提示してくるものは、自由を制限する傾向にあると思った方がよいかもしれません。大学にしろ就職にしろ、あるいは映画にしろ音楽にしろ、選択肢は無数にあるはずなのに、ほとんどの人の選択が被るのは、自由度が小さくなっていると考えることもできるからです。
だからまずは、多数の選択肢によって見えなくなっている別の選択肢はないか探してみるのはどうでしょうか。
それを検討したうえで、その選択をしたいなとも思わず、多数の選択肢のなかでどれがよいのかもわからないときは、大抵どれでもよいか、どれを選んでも先の結果は誰にも予測がつかない場合が多いので、あまり悩んでも仕方がないのかなと思います。
その場合は、サイコロで決めるか、一般的な選択肢を選んだうえで、いつでもその選択から降りられる(別の選択肢を選び直せる)ように自分の心構えをつくるくらいしかできないなと思っています。

公務員 / 30代 / 男性

ANSWER. 01

選ぶ必要があるのか、という大前提の話も考えてみる必要がありそうですね。時期が来るとその選択肢が狭まってくることもあるかもしれません。そしてその時のために選択肢をたくさん持てる準備をしておくと良いでしょう。これは選びたくない選択肢を選ばなくて良いようにするためです。また、最終的に選ばなければならないときには「この方向で後悔しないか」をしっかりと考えて選択すること、そしてその選択に自信を持ち突き進むことも大事でしょう。また好きなことと続けられることなどを区別して考えておくことも大事です。好きな選択肢と後悔しない選択肢は違うこともあります。こういったことを鑑みると「選択をするにも困らないだけの知識」を身に付けることが選択を上手にできる方法なのかもしれません。

洛陽☆太郎
40代 / 男性