授業が再開し２カ月が経過しました。コロナウィルスの影響が未だに大きい状況ですが、生徒たちは「学校があった方が楽しい」「生活リズムがよくなる」「学校がある方が安心する」と言っています。このような前向きな様子が見られるのはうれしいことですね。

さて、3年次では卒業後の社会生活に向けての『自立』を念頭に学習活動を行っています。『社会人講座』という授業で、週に一回開講されています。この講座は社会に関心を持ち、高校卒業後の自立を促す」ということを目的に行われています。

現在は、社会制度上の義務や権利について理解を深め法律や裁判員制度について学習しています。

一見するとちょっと難しい内容。けれども国の政治や身近な法律について知識を深め、裁判や司法制度に興味を持ち始めている生徒も増えてきています。

実際に、法律というものは触れてみないと「わからない」「知らない」ということは多いと思います。しかし、テレビ番組やニュースでもあるように意外と法律には落とし穴というものがあるので「知らない」ということを知る「きっかけ」になればと思います。この機会を活かして、生徒と一緒に『社会人』として生きていく上で大切なことを改めて話し合ってみるのもよいかもしれませんね。