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「夢は追えるんだな!」──教育実習お疲れ様でした──

皆さん、こんにちは。広報担当です。
実は教育実習が9月18日(金)に終わりました。
いきなりの報告でした……。

という風に三行で終わっては何とも味気がないので、来て頂いた2人の先生方の声をインタビューという形で頂いています。それを振り返ってみましょう。




美術担当の村上先生(左)と数学担当の橋本先生(右)

──何よりお二人ともお疲れ様でした。

二人 お疲れ様でした。

では早速ですがインタビューを始めたいと思います。15日間の教育実習を通じての率直な御感想などを教えて頂けますか?

村上 あっという間でしたね……。始まるまではたったの15日間と思っていましたが、気付けばあっと言う間でした。色々なこともやらせて頂いて本当に充実した15日間でした。

橋本 塾講師としての経験はあったのですが、それとはまた違った経験で……。本当にあっという間の2週間でした。

──なるほど。本当に充実した15日間だったのですね。本当にお疲れ様です。では、この15日間の経験を、これからどのように活かしていきたいですか?

橋本 はい。やはり規律と挨拶について学ぶことが多かったですね。授業での「起立」から「挨拶」そして「ルール」に関してとてもしっかりしている学校だと改めて感じました。そこから「生徒」だから「起立・礼」といった挨拶をするのではなく、大人もきちんと「あいさつ」をしなければならないと改めて感じましたね。教育実習としてだけでなく、大人として学ぶことも多かったです。

村上 ええと、少しまとまりきらないかもしれないんですが(苦笑)教師という職業の裏側を知ることができたのはとても大きかったです。生徒1人1人に対応するために情報共有を行い、陰ながらサポートを行う。そのための努力をしていることをはじめて知ることができました。

──村上先生は本校の卒業生でしたね



村上 はい。そういう意味でも先生は苦労していたんだなあと(笑)

橋本 いやあ、先生方の工夫は本当にすごい。驚きがたくさんでした。

──なるほど。続いてですが、実際の授業を担当しての感想などはいかがでしょうか。

村上 思ったよりもすんなり上手くいったところと逆に思っていた以上に上手くいかなった点の落差に苦労しましたね。私は美術科を担当しているので、美術・工芸系列の授業を担当していたのですが、同じ系列の授業なのに全然雰囲気が違って……。同じやり方が通用しないという点では勉強になりました。

──橋本先生はいかがですか?



橋本 はい。私の場合は数学科ですので、発問を工夫しないと授業の展開が上手くいかないこともありましたね。実際に授業を見て頂いた先生方から色々とアドバイスを頂いて、とにかく前を見てもらう工夫をしました。それと……私、話していたら分かると思うんですが、声に抑揚がなくて(笑)ただ、授業では重要なポイントや、ちょっと面白い話をするときには抑揚を上手く使うことで授業の質が変わってくることに気付きました。これは大きな発見でしたね。

──そうですね。私自身も授業する時は一種の演者みたいな形でやることもあります。では、次の質問ですが、先生から見て本校「職員/教師」はどういう風に見えましたか?

村上 本当に切り替えがすごいというか。

橋本 ええ。メリハリが本当にすごい。

村上 一人一人の生徒を把握して、その上で適切な対応をしているところを見て本当に驚きましたね。

橋本 遅刻対応一つで「指導する内容」は全くブレていないのに「アプローチ」が違う。村上先生のいうように一人一人生徒を把握していないとできない対応だなあ、と。

村上 指導の仕方一つでもここまで違うとは……。目から鱗でした。

──注目すべき点はお二人とも同じだったんですね。私も今年から洛陽総合高校に赴任したばかりなので、メリハリと切り替えの早さに関しては驚くばかりです。では最後に、本校の生徒に向けて一言頂ければ。

村上 教育者という立場で洛陽総合高校にやってきて本当に驚きがいっぱいでした。私は教養系列にいましたが改めて5つの系列を見ることで「ああ、この高校のことを全然知らなかったんだなあ」と痛感しました。
それでも伝えたいメッセージは変わりません。むしろ、変わらない母校があるからこそ、在校生には「好き」を追求してこれからも色々な活動に励んでほしいと思いますし、私もこの経験を活かして教育者としての一歩を踏み出そうと思います。

橋本 私は社会人という立場から教育実習に来たのですが、この年齢になっても「夢は追えるんだな」ということを実感しました。高校生ながら好きを追求して夢を追っている生徒達の姿を見ると、私も感銘して「どんな歳になっても夢は追えるんだ」と思い直せました。だからこそ、在校生の皆さんには「夢」を追求する大人になってほしいと思っています。

──素晴らしいメッセージありがとうございました。ではこれでインタビューを終わらせていただきます。

といった、教育実習生の感想を頂きました。
村上先生、橋本先生。本当にありがとうございました。