言葉の”意味”を考える -全校集会 校長訓話-
夏休みに入る前の最終登校日の全校集会。
校長先生から生徒に向けて投げられたメッセージ。
それは、「言葉の意味」について。
「自分たちが使う言葉の意味をしっかりと定義し、理解が出来ていますか?」と生徒たちに問いかけました。
自分たちが使っている言葉について改めて問われた生徒たち。
普段、言葉について強く意識をしていなかったということもあり、まだ自分ごととして捉えられていない様子がありました。
そんな生徒たちに校長先生はさらに言葉を繋げていきます。
「そんな言葉の意味について考える中でもう一つ考えてほしいのが、友達とは一体なんでしょうか。どういった意味でしょうか。」と。
私の考えは一緒にいて素の状態でいられるかどうか。です。
一緒にいて合わせないといけない人や、悪いことに誘ってくる人。これは友達ではないと判断をしています。
また、最初はいい顔をして近づいてくるがあとから恩を売ってくる人。これも友達とは思いません。
友達とは何かを、なぜ定義するのか。それは、友達をしっかりと定義していないと、そういった友達とは思わない人たちも友達として認識してしまうからです。
深い余韻が残った今回のお話。
校長先生は友達というキーワードから、「言葉の意味を考える大切さ」を生徒たちに語りかけました。
普段、私達が何気なく使っている言葉でも、きちんと定義し、正しく捉えることが大切になります。正しく言葉を捉えると、正しい判断ができます。
これから始まる夏休み。
言葉の定義について、自身の生活を考えるための一つのきっかけにしていきましょう。