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自分を大切にする声掛けできていますか? - 全校集会 校長訓話 –

12月20日(水)の全校集会にて、校長先生は生徒たちに「自分を大切にすること」についてお話しされました。

「言葉一つで、誰かの人生を狂わすことは出来るでしょうか?」
校長先生のこの問いに対し考える生徒。

たとえばということで、
「『夢を実現したいけど、自信が無い』と言う子どもに対して、『夢を持つだけ無駄。やめておけ』とネガティブな言葉をかけ続けていくと、その子は自信を失っていきます。高い能力を持っていても、チャレンジをしなくなってしまいます」

「それが、誰よりも信用している人からの何気ない一言だとしたら、心の傷はとても深くなります。言葉一つで誰かの人生を狂わせることが出来てしまうのです」

続けて校長先生は、生徒たちに別の質問を問いかけます。

「皆さんは普段、自分自身にどんな言葉をかけ続けていますか?」

「『自分は凄い』『自分が好き』そうしたポジティブな言葉をかけ続けていると、嬉しくなってきますね。逆に、辛い時に自分を苦しめる言葉を言い続けていると、更に辛くなっていきます」
だから、「『頑張っているね』『偉いね』と言葉がけを変えていくと、どんどん元気になっていきます」

「どの言葉を自分にかけてあげるのかは自分の選択なので、自分の意思で選ぶことが出来ます。であれば、自分にとってプラスになるポジティブな言葉をかけてあげましょう。一番身近にいる自分が、一番ポジティブな言葉を自分にかけてあげること。それが、自分を大切にするということです」

自分を大切にするにあたって、内に向けた『言葉がけ』が大切ということ。それに気づいて、自分を変えていくことが、気持ちの切り替えに繋がっていくということを生徒たちに伝えました。
色んなことがあった時に少し立ち止まって、今、自分にどんな言葉をかけているのか考えてみましょう。