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【放課後特別講座】「発達障害・知的障害とは~彼らが感じている世界を体験し、障害への理解を深めよう~」

皆さんは「障がい」という言葉を聞いて、どのようなイメージを持ちますか?
人によってそのイメージは様々ですが、障がいに対する理解や知識の有無で、大きく変化することもあります。

令和5年度第3回放課後特別講座。第1弾は、特定非営利活動法人プエルタの延様と赤川様をお招きし、「障がいを理解するために知っておくべきこと」をご教授いただきました!



障がいの中には「目に見える障がい」と「目に見えない障がい」があるといわれています。
今回の講座では、目に見えない障がいに注目し、発達障がいと知的障がいについて、理解を深めていきました。

まずは、延様から発達障がいと知的障がいについての説明を聞き、どういった特徴があるのかを学びました。
様々な種類の障がいがありますが、必ずしも1つずつその障がいを持っているとは限らず、複数の特徴を併せ持つ場合もあります。
「特性」=「障がい」ではなく、その特性が日常生活に支障をきたす場合、障がいと診断されるのです。



続いて、赤川様にご用意いただいたクイズやワークショップでは、障がいのある人たちが感じている感情・世界を体験し、障がいの世界を少しずつ把握していきました。

実際に支援を行う時に活用している道具や、あいまいな言葉を形に表現する時のモヤモヤ…。普段、私たちが意識していない部分に、障がいを持つ人たちにとって大きな落とし穴となる問題も隠されていました。
それらを改善するためには、どのような助けや工夫が必要なのでしょうか。
ワークショップ内にて、生徒たちは各々の改善点を見つけ、共有していきました。



大切なことは、「まずは、関心を持つこと」。
今回の講座を通して生徒たちには、障がいについての理解を深め、相手のことを考える視点を得て、学校生活を送っていきましょう!