3年次生は，高校生活も残りわずかになりました。

卒業を間近に控え，「これからの社会を生き抜くために」という演題で，新村 佳史先生の講演を聞きました。新村 佳史先生は，大学時代から「教育」を研究され，様々な大学で教鞭をとられています。

講演は高校卒業後の進路別に2つに分かれて行われました。

①1月15日　高校卒業後，就職をする生徒対象には

「何のために働くのか？・・・楽しい生活のために働くと仕事も楽しくなってくる。日記をつけて，今日の仕事でうれしかったことを書き，辛い時や嫌なことがあった時にその日記を見直すと頑張れる。稼いだお金は家に入れる以外は，自分の生活を楽しむために使う。」などが仕事を長続きさせることにつながると教えていただきました。

②1月22日　高校卒業後，進学をする生徒対象には

「大学や専門学校の授業は，最近とても厳しくなっている。入学後，少なくとも2カ月間はアルバイトをしないで授業になれることが大切。普段から本を読む。友達を選ぶ。先生に自ら話をしに行く。大学や専門学校はゴールではない。プロになるために進学する。プロになる意識を持つこと。勉強する以外にも，旅行をして世界を広げる。」などを教えていただきました。

3年次生にとっては，高校卒業後どのように生きていけばよいのかを考える貴重な時間となりました。