1月27日に2年生を対象に、株式会社ハッシャダイの勝山恵一さんにご講演いただきました。





2年生は、年間を通じて『自立』することをテーマにこれまで自己の生き方や在り方について考えてきました。


3年生に進級するこの時期だからこそ、
改めて「自らの生き方を選ぶ」という意味を見つめ直してもらうために講演会を実施しました。


講師を務めていただいた勝山さんは、高校中退後、将来に希望も無いまま非行を繰り返していました。
しかし、１９歳の時に子供ができたこと、そして営業をやってみないか、と声をかけられたことをきっかけに大きく人生が変わったそうです。


現在では、過去のご自身の経験を活かして、学歴格差・地域格差・情報格差・経済格差が原因で人生を自由に選択できる機会が持てない若者をサポートされています。人生の幸福度を上げるためには、自己決定の幅を増やすことだと教えて頂きました。


①　思いを持って動く
　　　自分の人生にビジョンを持つことで困難なことや辛いことが乗り越えられること。


②　出会いの母数を増やす
　　沢山の人との出会いや新しい環境に飛び込む勇気や挑戦すること。


③　移動する
　　旅を通じて人と出会い、経験を重ねて自分を客観視することができる。
　　また、自立に向けて成長することができる。


④　自分の人生を自分で選択する。
　　自分が選ぶことができることを知ることで、自分の未来に対して希望が持て、
　　進路実現に向けてポジティブに行動することができる。


「大切なのは出会う人、飛び込む環境によって大きく人生を変えることができる」
「今のまま地元にいても何も変わらんで！」
という勝山さんのご経験から来るメッセージは、2年生の背中を押す一言になったと思います。


生徒たちは、学校生活の様々な学習が、人生の選択の幅を拡げ、自分を変えるきっかけとなるような経験の連続であることを感じとることができました。できない理由を考えて、行動しないよりも、失敗を恐れずにやってみようという勇気を頂き、行動することの大切さを教えて頂けた講演会でした。


また、放課後には、放課後特別講座として、『勝山さんと人生について語ろう！』に沢山の生徒が参加し、自発的に行動に移そうとする生徒も見られました。





これからの未来を進む本校の生徒たちが、自分で選ぶ力を発揮し、幸福を実感できるようこれからもサポートしていきたいと思う有意義な一日でした。
勝山　恵一さんありがとうございました。