進路学習に早すぎることはない~2年次「分野別説明会」
若者が進路・就職について考え始めるのはいつからでしょうか。
大学に進学するとしたら受験ならば高校3年生、就職ならば大学生といったイメージは日本に定着していると思われます。
ただそれが「遅すぎた」ということに気付くのは受験直前になってから、あるいは社会人になってからということはよくある話です。もしかしたら「そうだそうだ」と心の中で頷いている方もいるかもしれませんね。
さて本校では1年次で総合学科の必修科目である「産業社会と人間」という授業を行っています。「自己の生き方の探求」という観点から、本校では「社会を知り」「自分を知り」「職業を知り」その上で人生をどのように生きていくかを考える「きっかけ」作りを目的に授業を行っています。
そういった「産業社会と人間」の授業をベースにして2年次の「進路学習」に繋げていきます。
今回の記事は9月14日(月)に行われた本年度初の「進路学習」のイベントの一つ。「分野別説明会」を振り返っていきたいと思います。
株式会社ケーホウのご協力の下、43校(大学、専門含む)と就職説明(1ブース)の構成で今回の「分野別説明会」は行われました。
目的は「大学・専門学校・就職」について詳しく知ること。
各進路のブースが細かく配置され、各校の担当者の方からの説明会が行われました。
一つ一つが小さなブースだったので、質問もしやすかったようです。
「将来のイメージが深まった」という声が聞けたことからも、高校生では中々得られない貴重な体験ができたようですね。
10月が近づきいよいよ2年生も進路について考え始める季節になっています。
意志を固めた生徒、将来を考えるきっかけとなった生徒、まだまだ悩んでいる生徒。様々な生徒がいると思います。
そんな彼らの手助けができるように今後とも進路学習に努めていきたと思います。