校長先生直伝!!「人生のきっかけに出会うコツとは!?」(前期終業式、後期始業式式辞)
9月30日(水)に、学年別に前期終業式と後期始業式を同時に行いました。今年度は、新型コロナウイルスの影響で様々な行事のスケジュールが変わりました。そのため、終業式と始業式の間の秋休みも無くなり、同日に式典を行う形となりました。
洛陽総合高校では、集会の時に校長先生から、生徒一人一人が日々をより前向きに過ごせるようなお話をしてもらっています。今回は、どのようなお話があったのでしょうか。レポートさせていただきます。
洛陽総合高校は、現在「人生のきっかけを提供したい」という方針のもとで、教育活動を行っています。
校長先生は、「人はきっかけがあったら、自ら学び始めます」「将来のためになるから勉強しなさい」と誰かに言われたって「自分の中で学ぶきっかけがなければ、なかなか学ぶ気にならないと思うんですよね」と生徒たちに語り始めました。
生徒たちは、校長先生を見つめて、静かに聞いています。
「そのきっかけに、なかなか出会えないから、勉強しようと思えないんだ」という心の声が聞こえてくるようです。
「実は、簡単にきっかけに出会うことができるコツがあります」
「たった一つだけのことを意識するだけです。それは……」
生徒たちは、顔を上げて、校長先生の次の言葉を静かに待ちました。
「人生で起こったことには、自分にとって何か深い意味があると信じることです」という答えを校長先生は示しました。
人生には良いことも、悪いことも起こります。
その時に、「自分にとってそれは何か意味があることなんだ」と思えるかどうか。
その出来事が、自分に何か伝えようとしている。そこから何かを学ぶことができる。
そう思えたら、一日一日様々なことの経験が、自分自身にとって「成長のきっかけ」になる、というようなメッセージを校長先生は生徒たちに投げかけました。
「きっかけ」は意外と身近にあるのかもしれません。教員一同も「きっかけ」を今以上に見つけられるように生徒たちと共に歩んでいきたいと思います。