できる大人になるために~3年次「生活設計・家計管理セミナー」
──自立の鍵は……?
3年次では多種多様な進路を歩む生徒たちに向けて様々なセミナーを行っています。
就職する生徒は卒業後すぐに。進学する生徒もあっという間に「社会人」として活躍していくことになります。
では大人として歩んでいく「鍵」とは何なのでしょうか?
その一つとして「お金を管理していくこと」は避けては通れない問題であると思います。
──レッツ生活プランニング!
では「お金を管理していくこと」とはどういうことなのでしょう。お小遣いのやりくりなどもそうかもしれませんが、より生活に直結したプランを立てることに今回は注目してみたいと思います。
貯蓄や一人暮らしを想定した家計予算表作り、日常生活に関わる支出をイメージしながら収入に応じた生活をプランニングすること。それが「お金を管理していくこと」であり「生活プランニング」と呼ばれるものです。
10月、3年次生徒に対して、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社様の講師をお呼びし「生活設計・家計管理セミナー」を実施しました。高校卒業後の様々なライフイベントで必要な費用について、正しい知識を学び、計画性を持って生活していくことの大切さについて生徒達は学びました。
参加した生徒達は、「一人暮らしにかかる経費について意識を新たにすることができた」「収入に応じて生活するためには、我慢しなければならないこともある」「人生の大きなイベントにどれくらいの費用がいるのかわかった」「必要なものに対して、収入の中でやりくりしていくことが大切だとわかった」という感想を抱いていました。
生徒たちはもちろん、大人の私たちであっても「お金」のことについては意外と知らなかったりするもの。洛陽総合高校ではこのように「お金」という観点からも、生徒の進路学習や、普段意識しないようなことを知るための「きっかけ」作りをしています。