スマホ一つで運命が変わる?──放課後特別講座「ハッシャダイ」
私たちはスマホ一つであらゆることができてしまいます。
スマホさえあれば、ものの売買だってできるし、最新のニュースを知ることができる。
好きな人と好きな場所で仕事もできる。どのような情報だって知ることができるし、学ぶことができます。たとえ、寝ころんだ状態であったとしても。
だからこそ、自分を知ることが重要であるというメッセージが生徒たちに送られました。
放課後特別講座、ハッシャダイとのコラボ講座の3回目です。今回の講座では勝山恵一さんにオンラインで講演頂きました。
テーマは「劇的に変わる社会をどう生きていけばいいか」という内容で生徒たちの学びを深めあいました。
冒頭に書いた内容を勝山さんが語った言葉には理由があります。
現状の新型感染症の影響もありますが、そうでなくとも社会はめまぐるしく変わっています。
新たな企業の台頭もそうですし、更なる情報社会化、リモート化など数を挙げればキリがないでしょう。
それらを繋ぐツールがスマホであると勝山さんは語ります。
スマホは「あらゆる道の入り口」になっているということ。
では、そのスマホを有効活用するにはどうすればいいのか。それは勝山さんによれば「組織の時代ではなく、個の時代」になった今、「自分を言語化すること」が大事であると伝えました。
自分が何をしたいのか。自分が何になりたいのか。自分が誰と仕事をしたいのか。
これらをはっきりさせるためには自分はどのような人間で、どのようなスキルがあるのかを知らなければなりません。
では、どのようにしてこれを知ればいいのでしょう。そこで勝山さんはさらに3つのポイントを生徒たちに伝えました。
1つはニュースを見て、社会の情勢を常に追うこと。これに関しては講演内でおすすめのアプリをご紹介されました。
2つ目はEQという考え方。IQ(知能指数)に対してEQ(心の知能指数)という考え方があります。これは自分と他人を理解し、状況に合わせて正しく行動することができる能力だといいます。
わかりやすくいえば、共感力、コミュニケーション力。これらを鍛えようと生徒たちに語ってくださいました。
そして3つ目はスキルピラミッドという概念。
スタンス(自分のあり方)ポータブルスキル(どの職種にも通用する技術)テクニカルスキル(専門技術)の3つという存在を知っておくことで、それらを意識して過ごしていくことができる、と生徒たちにメッセージを送ります。
このように今回は少し難しめでしたが、将来の役に立つ内容が盛りだくさんでした。
生徒の感想も「今の自分に危機感を覚えた」「学校で学んだことを活かせないと意味がないことを痛感した」「もっと自分を見つめ直したいと思った」「ボランティアに活かしていきたいと思った」など、自分を顧みる内容が多くありました。
最後に勝山さんは「どんな世界でも飛び込んでみることはじめの一歩が重要」であることを。つまりは「チャレンジすること」の大切さを生徒たちに投げかけました。
勝山さん貴重なお時間をありがとうございました。
この日、この場にいた生徒たちが、自分のことをきちんと言語化して表現できるように成長していく姿を私たちはサポートしていきます。
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