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【放課後特別講座⑨】自衛隊に学ぼう!防災対策実践編!


 今回ご紹介する放課後特別講座は、11月に行われた自衛隊の防災対策講座の続きもの。
 前回は、「自衛隊の仕事の概要」「防災対策サバイバル術」ということで自衛隊の皆さんに講演をしていただきました。
https://rakuyosogo.sakura.ne.jp/info/8116/
 今回の講座は「実践編」になります。

 今回のテーマは「ライフハック」をテーマに「骨折時の対応」「毛布を使った担架の作り方/搬送法」そして「常備しておくと便利なアイテム」の紹介が主な内容となりました。

 では、その内容を振り返っていきましょう。

 さて、実践編ということで早速レクチャーとなります。「骨折時の対応」ということで、基本的な処置方法を紹介しつつ、日用品の使い方を実践しました。

 ネクタイ、ビニール袋、雑誌などと、普段使っている道具の使い方を紹介するだけでなく生徒たちもペアを作って処置の実践をしていました。

 続いて「毛布を使った担架の作り方/搬送法」です。まずは毛布と、長い棒を使った担架の作り方。そして、毛布だけの担架の作り方。最後にジャケットなどを代わりに使った担架の作り方を紹介して、そのあとは実際にそれで患者を持ち上げるという体験を行いました。

 見た目に反して安定して人を運べる様子に生徒たちは驚きの様子でした。

 続いて、自衛隊の皆さんが匍匐(ほふく)前進の実践をしていただきました。第一匍匐から、第五匍匐までのすべての匍匐前進を行っていただきました。生徒たちも、そのあと匍匐前進の実践を行い「匍匐前進がここまで奥深いものだとは思わなかった」と驚きの様子でした。

 最後に、使える日常アイテムや、おススメの常備品を紹介し、今回の実践編のまとめとなりました。

 生徒たちも「家にある身近なもので人を守れることを知った」「いつ災害が起きても対応できるように生活日用品などで対応できるような知恵が少しついた」「少ない物でも救助できる事がわかった」と、災害対策の対して新しい発想をもったり、心構えが変わった様子でした。

 2回にわたる講演。自衛隊の皆さん、本当にありがとうございました。

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