調理・製菓系列×yasasictutumu (スイーツ実習)
一年かけて、調理製菓系列の生徒はyasasictutumu さんの工房で製菓の実習を続けてきました。
そして、今年度最後の製菓実習。放課後にパティシエの指導のもと、工房でカップケーキをつくり、翌日学校の授業でデコレーション。1年間の成果はとても大きなものがありました。
これまで趣味の範囲でお菓子作りをしていた生徒、興味はあったもののお菓子作りは全く未経験だった生徒など技術の差が大きい中でのスタート。
失敗経験のある生徒は、プロのパティシエから直接指導を受ける機会を得られ、失敗の原因を理解することができました。
指導してくださったyasasictutumu のパティシエさんは、「今まで、うまくいかなかった原因が分かったことで、どうすれば良いのかを具体的に知ることができたことは次へのステップにつながる」と。
お菓子作り未経験の生徒は、製菓の道具に触れるのも初めてで、コルネ(チョコソース等を絞り出すもの)を作るのも始めは四苦八苦していましたが、アドバイスをもらいながら何個も作ることで徐々に上手くなり、成功体験によって自信を持つことができたようでした。
生徒の一人は、「自分達が作ったお菓子を食べてもらう機会もあり、お菓子作りを通して、誰かが笑顔になり、喜んでもらうことを知るきっかけになった」と語ってくれました。
調理・製菓系列では、実習だけではなく、「食」をトータルで考え、そこから得られる喜びに生徒たちが気づいていく、その過程も大切な学びであると考えています。
この状態からデコレーション!
できあがりは、コチラ!!